「たらふく」へ行った

かなり減ってがっくりきたとはいえ、昨日
ボーナスは出たわけで、遠出も大きな買い
物も出来ない分イベント的な食事をしたい
と思った私。来週は自分の誕生日、再来週
は夫の誕生日なのでもっと後からやっても
よかったのだが思いついたが吉日、今夜は
外食することにした。
夫も先週無休で仕事をしたので今日は休み
になったことだし、丁度よかったのだ。

私は衣食住の中で「食」が一番大事である。
しかし、ジャンクフードやコンビニフード
もそれなりに美味しく頂けるのでグルメと
いうほどではないと思う。“B級グルメ舌”
じゃないかなあ。テレビのグルメ番組を見
るのも結構好きで、先週末も夕飯の支度を
している頃「有名人がなじみの街で美味し
い店を紹介」みたいな番組をやっていて、
KONISHIKIがキリコ（磯野貴理子）
と藤谷美和子に両国を案内している場面
があった。そこで出て来た“安くておいし
いふぐ料理屋”が無性に気になって、夫に
「私のボーナスでふぐ食べない？」と提案
したら大喜びされてしまった。
去年の年末、大阪の大衆的なふぐ屋「づぼ
らや」で生まれて初めてふぐを食べたのだ
が、もともと淡白な白身の魚なのに全て同
じポン酢で食したので味がよくわからなか
ったし「ふぐの魅力」というものが今イチ
私には伝わってこなかったので再度挑戦し
たかったこともある。
食通の秋元康氏や林真理子氏のエッセイを
読むと「ふぐは値段に正比例」らしい。
高ければ高いほど美味しいものだと。
でも普通のOL主婦には何万も出せないの
が現実。そこそこ満足できればいいのだ。
両国駅で夫と待ち合わせ、その店の外見に
夫はちょっとびびっていた。（見た目は少
し高級そうな感じ。寿司屋に近いかな）
一番安いコースで“さしみ、唐揚げ、ふぐ
鍋、雑炊、デザート”でひとり約6000
円のものを注文。それなりに食べ甲斐もあ
ったし、美味しかった。（黒木瞳の電話の
CMじゃないが、会社のPCで「ぐるなび」
のサイトから印刷した「ビール一杯無料ク
ーポン」を利用したので生ビール1杯ずつ
タダになったし。笑）
庶民の私達夫婦にはこれで十分な贅沢だっ
った。しいていえば、休みの前日ではない
ので「ひれ酒」というものを飲めなかった
のと（私は日本酒飲むと二日酔いがすごい）
ここの店には「白子」が置いていないのが
残念だったかなあ。