いとこ会

今日は久しぶりにいとこのお兄ちゃん（40歳）
と会った。かれこれ6〜7年ぶりである。

先月末妹が結婚した時に祝電をくれて、「あ、
お兄ちゃんわざわざ電報くれたんだ（私の時
も祝電もらったけど）。懐かしいな〜。」と
思っていたら、宮崎県から来たお兄ちゃんの
ご両親である伯父伯母（お兄ちゃんはうちの
母親のお姉さんの子供なので母方の親戚）に
「マサヒコに電話してあげてね」と頼まれた。
お兄ちゃんは長男だが宮崎には戻らず、奥さ
んの親と都内に家を建てて二世帯同居をして
いる。頻繁に会えない伯父伯母は東京にいる
いとこ同士で仲良くしてほしいようだ。
後日電話をかけて話をしたら「じゃあ近々
“いとこ会”やろうよ」ということになり、
「会」って言っても結局お兄ちゃんと私とう
ちの3番目の妹の三人で飲む約束をしたのだ。

銀座で待ち合わせをして小奇麗な居酒屋（笑）
に入り、私は末妹の結婚式の写真、妹は先週
の娘の七五三の写真、お兄ちゃんは自分の二
人の娘達の写真を持って来ていたので、それ
ぞれ見せ合って近況などを話した。
「前回お兄ちゃんと会った時、あの時も銀座
で食事をしたよな・・・でもあの出来事から
気まずくなって疎遠になった・・・時間が経
つのって早いもんだなあ」と思った。
“あの出来事”っていうのは、お兄ちゃんの
結婚式（彼はできちゃった婚で25歳で結婚
したのだ）以来会ったことのないお兄ちゃん
の奥さんのお母さんが私に見合い話を持ち掛
けてきて、釣書がどうの結婚観がどうのと間
に入ったお兄ちゃんも可哀想だったのだが、
揉め事があって結果的に見合いそのものがな
くなった・・・というお話である。
そのトラブルも今は昔話のネタにもならない
ことで、こだわりなく楽しく語り合った。

彼は田舎の優等生で生徒会長をやるくらいの
人なのに天然ボケみたいなところもあり、け
っこういいキャラをしていて、東京の大学に
入ってから結婚するまでの数年間、私達姉妹
とは兄妹のように仲がよかったのだ。（特に
4人姉妹の長女の私には「兄貴」ができたこ
とが嬉しかった。）
現在は外資系の金融関係の仕事をしている
お兄ちゃんはやっぱ老けたっていうか、昔よ
り物言いや考え方が落ち着いてるし、娘達の
教育や仕事について語る時は「大人になった
よなーこの人（失礼な表現かしら）。」と
思った。

私は、昔と変わっただろうか？
たぶん、成長はしてないな・・・。