頭でっかち

2003年9月19日
今日は検診日。
臨月に入ると通院は週1回になるので大変と
いえば大変である。
先週、先々週の検診の際、お腹の中の胎児は
胴体や身長等はごく平均的な成長なのに頭が
大きめだと言われてしまった。
「たまたま超音波で見た時に下を向いていた
だけだし、実際はわからないけどね」と最初
は医師もいいかげんなことを言っていたのだ
が(笑)二度同じ結果が続けて出たので、先
週私の骨盤をレントゲン撮影し「もし頭が骨
盤を通って出てこられないなら帝王切開の方
向で行きましょう」という話になったのだ。

レントゲンを撮った時、両親は父の郷里であ
る長崎に帰省&旅行を兼ねて出かけていたの
で、携帯メールで母には「来週の結果によっ
ては帝王切開かも知れない」と連絡した。
昨日帰ってきたばかりなのに母は今日の検診
に同行すると言い出し、病院で待ち合わせを
することになった。
帝王切開になれば入院・手術の日を病院側の
都合で決められてしまうので、今後の父の通
院の付き添いなどもある為、一緒に確認して
おきたかったらしい。
母はかなり遅めに来たのだが、私の通う病院
はとにかくいつも混んでいて、顔を合わせて
から更に30分程待たされてようやく診察室へ
呼ばれた。(私はトータルで2時間待ち)
胎児はもう2900gを超えているので「今の大
きさで出したいでしょう?」と先生から聞か
れ「はい!あまり大きくなると難産になりそ
うだし・・・」と即答する私。
しかし「うーん、まだ全然下がってきてない
からダメだねえ。最終的には3300gくらい
いくかなあ」との無情なお答え・・・。
母も私の側で超音波の画面を見て不安そうに
している。なんせ私は産まれた時に両足の股
関節がはずれて出てきたので(しかも私が1
歳になっても歩かないので祖母が気づいて、
それから手術をし、ギブスをはめていた)
「お産で再度痛めたら娘は歩けなくなるので
はないか」と昔から気にしていたのだ。
親としては私が高齢初産婦でもあるし、帝王
切開がいいと思っている様子だった。

問題の骨盤のレントゲン結果は・・・「○○
さん、あなた骨盤大きいねー。これだけあれ
ば十分頭が出てくると思うから普通分娩で行
きましょう。足だって内診で開くんだから大
丈夫ですよ。」とあっけなく先生に言われて
しまい、私も母もビックリ。
「まあ、先生がそうおっしゃるのなら・・・」
ということで、それに従うことに。
最後に採血をして会計を済ますと午後1時をと
っくに過ぎていて二人とも空腹だったので、電
車で5分くらいで着く巣鴨に出てとげぬき地蔵
の側にある「K奈屋」という有名な店で名物の
カレーうどんを食べた。
母は今日ここでお昼を食べるのを朝から楽しみ
にしていたので(前回3月に初めて連れて行っ
た時に、カレーうどんの有名店なのに普通のう
どんを注文していて、母以外のお客さんが全員
カレーうどんを食べていたので「今度はカレー
うどんを食べなくちゃ」と前から思っていたそ
うな)汁まですっかり飲み干し、とても満足し
ていた。しかしこの店は確かに美味しいが、難
点は値段が高いことである。今日は母にご馳走
になったけどね・・・。
それから「とげぬき地蔵」でお参りをして、商
店街を少し見てから地蔵通りとは正反対の所に
ある私がお気に入りのケーキ屋さんに案内した。
ここは少し裏通りにあるレンガ造りの一軒家で、
この近辺にしては洒落た店だ。若い女性スタッ
フがキビキビと働いているところで内装もヨー
ロッパ調なので母も気に入った様子だった。
お茶を済ませた午後3時半、昨日長崎から帰っ
てきて疲れ気味の父が心配だからと駅で別れ、
私は長崎のカステラなどのお土産が入った袋を
渡されて帰宅した。

さて、自然分娩ということになると、これから
いつ来るかわからぬ陣痛を待つ日々になるわけ
で、私も覚悟をしなくてはならない。
不安は尽きないが、腹をくくる覚悟をせねば!

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