泣いちゃいました

一昨年の今頃（現在23時37分）、私は産婦人科のベッドの上で陣痛と闘っていた。
あの夜、陣痛室に行く前段階に用意された大部屋には私しかおらず、主人は「まだまだ生まれませんから」と家に帰されて、一人で病室で出来ることといえば痛みに耐えること。
夫が置いていった携帯ラジオで気晴らしでもしようとダイヤルをグルグル回すと、ニッ○ン放送だか文○放送だか忘れたが、ちょうどSM○Pの中○クンの番組をやっていて（アクセス元解析機能を知ってから伏せ字多発になってすみません）その頃○居クンはオフの日にやった野球で右手の中指を骨折したという時で「利き手に怪我をすると、トイレで大きいほうをした時に拭く手が逆だからなんかスッキリしないんだよね〜」と話していたことを何故だか2年経った今も覚えていたりする私(笑)。
そしてそのトークの後でSM○Pの「がんばり○しょう」がかかって、陣痛でヘロヘロの私は「もう私だってがんばってるっつーに、なんで看護師さんは“まだまだ顔に余裕があるから今のうちに少し寝ておきなさーい”なんて言うんだよぅ！寝れるわけないじゃーん！！！」と発狂寸前だったのだ。
うーん、夜の9時に病院に入ってから翌日の朝10時過ぎに分娩室に入るまでのあの半日はホントに辛かったなぁ。
去年はちょうど職場復帰してすぐだったので感慨にふけるヒマもなかったけど、今年はなんだかしんみりと思い出して涙がひとすじ流れました。

明日は、息子の誕生日。
あの日は、本当にものすごい一日だった。